こんにちは。
最近の傾向として起業する人の数が増えると同時に
主婦の方々からの起業も増えているようです。
起業というと、会社の運営を含め、たいへんそうなイメージを持たれると思います。
特に主婦の方ですと余計にそのように思って結局二の足をふんでいるということも
多いのではないでしょうか。
最近はコロナ禍ということもあり、誰かにやとわれて働くという事の方が
逆にハードルが高いといえないでしょうか。
そこで今回は、主婦起業を思い立ったら知っておきたい事を3つにわけて
解説してまいりたいと思います。
1.主婦起業のメリット
まずは主婦から起業することのメリットについてお話いたします。
1-1.スキマ時間を活用できる
時間や場所に拘束されずに仕事ができるので
家事や育児などのスキマ時間を利用できるというメリットがあります。
従業員などを雇う場合は別として、
隙間時間などスケジュールを自由に自分で管理できることが
最大のメリットと言えるでしょう。
1-2.焦らず収入源を確保できる
新たな就職先を見つけなくてもよいということから
余裕が生まれ、焦らずに収入源を確保できるのも
メリットにあげられると思います。
1-3.職場の人間関係に悩まされない
会社などに勤めていると、どうしても会わない人がいると思います。
人それぞれ、合う合わないはあるとは思いますが
起業してフリーの立場になると無駄な人間関係が全くありません。
逆に、むしろ好きな人に囲まれて仕事ができるということが
充分あり得ます。
無理して嫌いな人と付き合うようなことも、ほとんどなくなりますので
ストレスから解放されるという点では大きなメリットと言えるでしょう。
2.主婦起業のポイント
それでは、主婦のあなたが起業しようと思ったら
注意しておきたいポイントについてお話させていただきます。
2-1.まずは個人事業主から
起業にあたって、自分のやりたいと思っていることが
「確実に成功する」とはわからないのが一番難しいところです。
そのため、まずは事業を個人事業主として開始してみることをおすすめします。
会社の設立にはミニマムでも20万円ほどのお金がかかりますが、
個人事業主であれば届け出だけで始められるのです。
個人事業主としてある程度の実績や目処が立ったところで
法人化の検討を始めたほうが良いでしょう。
法人化する目安は利益で年500万ほどが出せるメドがついたら
節税の面も合わせて法人化を具体的に検討するのが良いでしょう。
2-2.控除、不要の再検討
個人事業主として事業を始めるのであれば、税金の控除のことも考えましょう。
まず、ご主人の所得税を確定する際に配偶者控除の対象になる範囲は
主婦が個人事業主として得た事業所得が「年間38万円以下」の場合となります。
この場合の所得とは収入-経費=所得となります。
個人事業主のメリットとして経費として使える金額は青天井という点があります。
仕事して使う分のがガソリン代、光熱費、通信費、接待交際費など
経費として認められるものは多々あります。
経費として認められるか否かなどの詳しいことは専門家に相談して
賢く運用すれば配偶者控除の対象のまま事業を運営していくことは
十分可能と言えます。
また、健康保険などの「扶養に入れる条件」も考えなければなりません。
主婦が個人事業で得る年間収入が、
ご主人の年収の2分の1以下で、130万円未満の範囲に収まっていれば
ご主人の健康保険の被扶養者となります。
もちろん、起こした事業で控除や扶養を受けなくても済むような利益が出るのであれば
ご主人からは独立した経営主体として活動したほうが良いと思います。
会計を別にしたほうが良い売上(利益)の分岐点については
税理士、などの専門家に相談するようにしてください。
3.主婦起業で人気の業種
それでは主婦から起業するにあたってどのような業種に人気があるのでしょうか。
まとめてみました。
3-1.ECサイトの運営
人気があるのはPC1台あれば、どこでも好きな時にできるという
ECサイトの運営ではないでしょうか。
参考:CtoC(個人対個人)で有名なECサイト
ECサイトの運営は初期費用が安価で済むため、主婦の起業家に人気があります。
中でも、海外の商品を輸入販売するサイトを運営している人や、
自分が作った手づくりのアクセサリーや小物、ちょっとした家具の販売を行うケースが多いようです。
今は色々なツールの発達によってサイト作成のハードルが下がっているので
プログラムやデザインの技術がない人でも手軽に始められる点も魅力といえるでしょう。
しかし、海外から輸入品を仕入れる場合は「関税や送料などの負担」がありますので
利益を出すのは思うほど簡単ではないというのが現状のようです。
偽ブランド品をつかまされて税関に差し押さえられたり
顧客の信頼を失ったりするケースもあるようです。
確実な商品を安く仕入れるルートを構築できるかどうかが、個人輸入サイトの成否を分けるようです。
一方、手づくりのアクセサリーなどを販売するサイトは
小規模なビジネスとして成功の見込みがあります。
ほかにはない独自性、SNSで広めたくなる写真映えのする商品などを取りそろえれば
固定ファンがつくようになり、ビジネスとして安定するでしょう。
2-2.スキルを生かした起業
みずからのスキルを活かす場所として起業をする場合も多いようです。
例えば、PCデザイン系の仕事をしていた人は
ホームページの作成Webデザインや装丁、ロゴ作成、イラストなどの
仕事を請け負うことで収入を得ることができます。
ほかにも;家事全般がが得意という方の場合は、家事代行サービスを立ち上げることもできますし
文章を書くのが得意な人はWebライター
編み物やアクセサリー、服飾、プリザーブドフラワーづくりの教室や
英語、書道や生け花、ヨガ、ネイル、マッサージ、ダンスなどの事業も人気です。
まとめ
今回は主婦から起業したいと希望される方が
最初に知っておきたい事を
- 主婦起業のメリット
- 主婦起業のポイント
- 主婦起業に人気の業種
以上の3つに分類してお話させていただきました。
主婦起業のメリットであるスキマ時間活用の自由性を生かして
税金、社会保険を見直しすることに留意し
好きな事で身の丈起業すれば、明るい未来が開けると思います。
あなたも起業に向けた一歩を踏み出しましょう。
この文章を読んでいただいてありがとうございました。
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